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発達障がい子育て支援ブログ-オアシスの木

保育園・幼稚園・小学校での支援と方法

発達障がいの子が、ジッと座って食事ができない理由と支援について考えてみた。

発達障がいの子が、ジッと座って食事ができない理由と支援について考えてみた。

保育園や幼稚園、小学校などの給食時間に、みんなと一緒に座って食事ができない子がいます。みんなと一緒に食事ができないのは、その子なりの理由があります。

なぜ座って食事ができないのか?

園や小学校でみんなと食事ができない理由は・・・
  • みんなと一緒だと不安。
  • 多動性があるため、すぐに立ち上がって動いてしまう。
  • 食べ物に好き嫌いがある(偏食)。
  • 感覚の問題で座ることが苦手。
  • 食事に集中できない。
  • 園や学校で食事をすることが慣れていない。
以上のようなことが、みんなと一緒に座って食事ができない理由です。

念のため、一つひとつ説明していきますね。

Checkみんなと一緒だと不安で食事ができない。
発達障がいの子は(特に自閉症傾向の子)、同年代の子ども達が苦手な子がいます。同年代の子が苦手な子の中には、大勢の子どもがいると不安になってしまい、みんなと一緒に食事ができないのです。

別の部屋やお友だちが見えないところでなら食べられるので、無理に座らせて食べたさせずに、食事の時間をみんなとずらしたり、別の部屋で先生と一緒に食べるなどの配慮が必要でしょう。

Check多動性があるために動き回る
多動性がある子は、どうしてもイスに座ってじっとしていることができません。わざと動き回っているわけではないので、絶対に叱ったりせずに、少しずつ座れるよう支援してあげるといいでしょう。

こちらの記事を参考に支援の工夫をしてみてくださいね。
またADHDの基本が書いてあるこちらの記事も参考にしてみてください。

Check食べ物に好き嫌いがある
発達障がいの子の中には、食べ物の好き嫌いが激しい子、偏食が激しい子がいます。味覚や触覚の問題で、ごはんだけしか食べないなど、1つか2つしか食べられない子もいます。
無理に食べさせること・叱ることは絶対に控え、食べられるものだけ食べさせて、「食べたら褒める」を基本に支援してあげましょう。

Check感覚の問題で座ることが苦手
感覚や身体バランスの問題などから、イスに座ることが苦手な子がいます。片足を上げないと座れない子・座ってもイスからずり落ちてしまう子・触覚過敏の問題で座るのを嫌がる子など、発達障がいの子が抱える感覚と身体の問題は、親も支援者もわかりずらいことが多いものです。
  • イスの高さが子どもにあっているか(足がブラブラしていないか)。
  • イスに座ったとき嫌そうな顔をしていないか(感覚の問題)。
  • 姿勢が悪くないか。
などをチェックしながら、子どもに合った支援が必要です。
感覚や身体バランスに問題があるときは、丸い穴の開いたクッションをイスの上に置いたり、バランスボールに座らせるなど、工夫をしてあげると座れる子もいます。

Check食事に集中できない
食事の時間に、立ち歩いたり、他の子どもにちょっかいを出したり、他のものに意識が行ってしまう子がいます。確かに多動性がある子はジッとしていることが難しいので、立ち歩くのですが、転導性(興味がどんどん移り変わる)の高い子や衝動性(すぐに飛びつく)の高い子は、食事に集中することができずに、食事以外のことをしてしまいます。

こちらの記事を参考に支援の工夫をしてみてくださいね。

Check園や学校で食事をすることに慣れていない
特に自閉症傾向のある子は、家庭と違う場所、いつもと違う環境、いつもと違う人だと、食事も含めて様々なことができない場合があります。
これは自閉症特有の強く結びつけてしまう特性が要因なのですが、例えば、「食事=家」と強く結びつけている子だと、園や学校で食事をすることが理解できず、嫌がることがあるんですね。慣れてくると食事ができるようになりますので、時間をかけてゆっくりと慣れさせてあげる支援が必要ですね。

最後に

今日は、発達障がいの子が園や学校で食事ができない6つの理由あげて説明しました。

子どもが座って食事ができない理由は、この6つの理由の中の1つだけの場合もあれば、複数重なっている場合もあります。

強引に座らせたり、叱ったり、無理に食べさせたりせずに、親や先生はしっかりと行動観察をして、子どもが座って食事ができない要因を把握し、子どもに合った支援をしてあげることが大切ですね。

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