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発達障がい子育て支援ブログ-オアシスの木

保育園・幼稚園・小学校での支援と方法

幼稚園や学校で子どもたちを叱る時の注意。

幼稚園や学校で子どもたちを叱る時の注意。

こんにちは、平良です。

発達障がいの子の中には、保育園、幼稚園、小学校など、大勢の子どもたちがいるところで叱られると、他の子が叱られていても、自分が叱られたと思い込んでしまう子がいます。

園や学校で、発達障がいの子がいる場合、その子に向かって叱ったり注意していなくても、他の子を叱る時は配慮が必要なんですね。

Check小学校の男の子の場合
隣の席の児童が、授業中おしゃべりをしていたので、先生に注意をされました。その児童の隣の席に座っていた自閉症スペクトラムの男の子は、自分も叱られたと思い込み、家に帰ってから情緒が不安定になり、次の日学校を休んでしまったのです。

Check小学校の女の子の場合
クラスの男の子たちが、休み時間に勝手にボールを出して遊んでいました。それを見た担任の先生は、休み時間が終わった次の授業で、みんなを立たせて全員に注意したのです。

その結果、クラスの中にいたボール遊びとはまったく関係のない自閉症スペクトラムの女の子は、叱られたことの意味がわからず、また「先生に立たされて叱られた」という記憶だけが残り、次の日から1週間学校を休み、その後も登校したりしなかったりする日が続いたのです。

なぜ自分が叱られたと思い込むのか?

発達障がいの子の中には、想像力がうまく働かないことから、場の雰囲気を把握するのが苦手だったり、相手の話す意図を察することができない子がいます。隣の子が叱られたり注意されている時、誰に向かって叱っているのか、きちんと先生が伝えないと、近くにいる自閉症の子は、自分が叱られたと思い込んでしまうのです。

またよく全体集会などで、壇上に上がった先生が全員に向けて注意をしていることがあります。自閉症スペクトラムの子にとって、全体への注意や叱責は、自分も叱られていると思い込んでしまうことがあるので、できればやめた方がいいでしょう。

まとめ

発達障がい、特に自閉症スペクトラムの子がいる幼稚園や小学校、個々のクラスで叱る時は、その子が叱られたと思い込まないように、その時々に応じて配慮をする必要があります。

配慮をせずにクラス全体に対して注意したり叱ったりする。発達が気になる子の隣や近くの子を注意したり叱ったりすると、子どもは自分が叱られたと思い込み、記憶力の高い自閉症の子は、フラッシュバックに襲われて、数日間登校できなくなってしまうこともあるのです。

ですから、本来ならば叱らない幼稚園経営、学校経営、クラス経営が大切なんですね。

園や学校の先生は、全員に注意したくなる場面が必ず出てきます。もし、園や学校、クラスの中に発達障がいの子がいる場合は、できるだけ全体に向けて注意したり叱ったりすることは避けた方がいいでしょう。

ただ、一番いい支援は、子どもたちを注意しなくても、叱らなくても、幼稚園や小学校の先生が楽しく指導できることです。

そのためには、園全体の経営、小学校全体の経営、個々のクラス経営が、発達障がいの子が安心して過ごせる環境をつくる最も重要な支援といえるでしょう。

あたたかい幼稚園・あたたかい学校・やさしくユーモアがあり、愛情にあふれた先生や支援者が、発達障がいの子に限らず、子どもの保育と教育には必要なのではないでしょうか。

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