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特徴と理解

自閉症、アスペルガー症候群、ADHD、学習障害などの発達障がいの診断名が変わる?

自閉症、アスペルガー症候群、ADHD、学習障害などの発達障がいの診断名が変わる?

日本精神神経学会は、5月28日、平成25年にアメリカ精神医学会が改定したDSM-5(精神疾患の診断と統計マニュアル)に基づいて、自閉症などの発達障がいの病名を変更したと発表しました。

日本精神神経学会が発表したDSM-5病名・用語翻訳ガイドラインには、「病名」と記載されているため、このブログも、そのまま「病名」と記載しますが、発達障がいは病気ではありません。

どのように変わったのでしょうか?

発達障がいに関連する主な病名として、次のような変更がありました。

自閉症
自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害などの自閉症スペクトラム障害は、自閉症スペクトラム症に変更となりました。


ADHD
注意欠陥・多動性障害(ADHD)は、注意欠陥・多動症に変更となりました。


学習障害
限局性学習障害(LD)は、限局性学習症に変更となりました。


発達性協調運動障害
発達性協調運動障害は、発達性協調運動症に変更となりました。


常同運動障害
常同運動障害は、常同運動症に変更となりました。


トゥレット障害
トゥレット障害は、トゥレット症に変更となりました。


「発達障がい」は今後どうなる?

障害が「症」と変更になったからといって、一般の人が「発達症」「自閉症スペクトラム症」「学習症」などと、すぐに名称を変えて言うことはないと思います。

ついでに、教育界で便宜上使われることが多い、「軽度自閉症」「重度自閉症」などと呼ぶ「軽度」と「重度」も何とかならんものかと、いつも私は思うのですが、これは医学界とは別の世界の問題なので、仕方ないかもしれません(私も便宜上しかたなく使うことがあります)。

人が困っていることを、重度や軽度と区別すること自体、間違っているのでは?好ましくないのでは?と思いますし、また「軽いから大丈夫」と誤った見方をされる人もいるので、軽重で呼ぶことは、やめた方がいいと思いますね(そもそも軽いも重いも、他人にはわからないですからね)。


最後に

日本精神神経学会の発表が、一般の社会に対して、今後どのような影響を与えるのかわかりませんが、結局、困っている人に共感する社会のしくみや、助けてあげようと思う人の心を育てることの方が、今の日本の社会には必要ではないでしょうか。

発達障がいで考えるなら、もっと国が力を入れて、園や学校で発達障がいの子供たちが、安心して楽しく過ごせるよう、確かな知識と、学校のしくみ、教師の人間性の向上をしっかりとつくること。

そして発達障がい者支援法に基づいて、乳幼児期から成人になった後も、その子・その人、それぞれに応じた、継続して一貫した支援が受けられるような体制と仕組みづくりを、早くつくりあげることが、なにより大切なことといえるでしょう。

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