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子育てと接し方

澤口俊之さんのスーパーエリート・幼児教育バイブルの購入と感想・レビュー

澤口俊之さんのスーパーエリート・幼児教育バイブルの購入と感想・レビュー

先日、「ホンマでっか?TV」で出演されていることで有名な脳科学者・澤口俊之先生の、幼児教育教材をついに購入しました。

販売されている金額が、結構な価格だったのと、騙されるのが怖かったのと、本当に役に立つ内容なのかわからなかったため、購入に時間がかかってしまいましたが、

購入した感想は、正直「本当に買って良かったし、とても勉強になり、自分に自信がつきました」。


澤口俊之先生について

澤口先生は、「ホンマでっか?TV」で一躍有名になった方ですが、そもそも脳科学という分野ではとても有名な方です。
脳の前頭前野におけるワーキングメモリの過程に「認知地図」があることを世界で初めて実証し、またワーキングメモリと脳の中にある伝達物質の研究で世界をリードされている、脳科学の分野では知らない人はいないと言われるほど、有名な先生なのです。

現在澤口先生は、ご自身が世界で最初に提唱した、HQを高める子育てや幼児教育・脳の様々な研究はもちろん、発達障がいの脳育成学的改善を急務と考え、人間性脳科学研究所での主要な実践的研究・実践活動しています。

幼児教育バイブル教材の内容

117ページにも及ぶPDFの教材(ダウンロード版)と、澤口先生の講演動画がいつでもネットにつなぐと視聴できる2つの教材です(動画もダウンロードできます)。

PDFの教材は、脳科学の視点から子育てや学習・教育・しつけなどについて、素人にもわかりやすく解説してくれ、視聴できる講演動画も、わかりやすく丁寧に脳のお話をしてくれています。

著作権という法律の問題があり、詳しく書くことはできませんが、各章の簡単な内容と感想を紹介しますね。

Check第1章 天才とは何か
ここでは、HQを高めることで人は天才になれるということの説明をわかりやすく説明していて、IQが高いだけでは子どもは子どもらしく自信を持って成長できないことや、発達障がいの有無にかかわらず、HQを高めることで子どもが大人になったときに、自信を持って自分らしく生きていけることの大切さがわかるでしょう。

Check第2章 IQ神話と前頭連合野
この章では、IQが高くても社会に出たときに、必ずしも成功しないこと。むしろIQは一般的な数値でもHQが高い方が社会に出たときに成功するということを、根拠を示しながら説明しています。

また、前頭連合野を中心に脳の説明をされているのですが、非常にわかりやすく、ためになります。

Check第3章 間違いだらけの幼児教育
この章の解説は、私にとってとても衝撃的な内容でした、世間では良いと思われていたトレーニングや教育方法が、まったく意味がないことを澤口先生が証明してくれています。

Check第4章 天才脳をつくる幼児教育は8歳まで
澤口先生は、8歳までの子育ての方法、母子関係の重要性、幼児教育の大切さ、脳の臨界期、子どものしつけの重要性について、脳科学の視点からわかりやすく説明されています。この章の説明は、お父さんお母さんにとって非常にためになる内容です。

Check第5章 天才脳をつくるために必要なもの
母親との接触時間が子どもの脳に与える影響、脳にいい●●、音楽の重要性、●●を使うと脳に良いということの説明を、わかりやすく、しかも一般の人でも簡単にできることを脳科学の視点から話してくれます。

また、発達障がいについても関連性に触れていて、この章は発達障がいの子どもをもつお父さんやお母さんにとって、非常に勉強になります。

Check第6章 年齢別にしなくてはならないこと
この章では、妊娠中から8歳までの子育ての方法について、誰でもわかる、誰でも実践できることを丁寧に説明されています。

Check第7章 お受験
小学校の受験とHQに関係について、またワーキングメモリのトレーニングについて、わかりやすく説明されています。

Check第7章 幼稚園・保育園選び
発達障がいの有無にかかわらず、子どものための保育園や幼稚園の選び方の基準をわかりやすく、脳科学の視点から説明されています。

最後にあとがきがあって、教材は終了となりました。著作権の関係上、詳しく書けないのが残念ですが、本を数十冊読むよりも本当にわかりやすく、ためになる内容であることは間違いありません。何より説明の裏づけとなる証拠や実験結果が豊富に盛り込まれています。また、動画についてはPDFの内容に沿って澤口先生が講演されていて、非常にわかりやすかったです。

澤口先生はこの教材の中で、「発達障がいは、子育てと環境の影響で生じる」などと書かれていますが、いわゆるネグレクト(育児放棄)や虐待、離婚などが原因による別離などで、親との信頼関係が構築できなかった子、親の愛情をたっぷりと受けられなかった子の中には、多動・衝動性、かんしゃく、対人関係の未熟さ、周囲の人とのかかわりの希薄さなどの症状が見られる場合があり(専門的には「愛着障害」といいます)、

このような子どもは発達障がいの特性と似ていることから、「発達障がいは、子育てと環境の影響で生じる」と澤口先生はいっている可能性があるのと、実は医師ですら愛着障害と発達障害を判断できないことがあります(ただし、発達障がいはグレーゾーンも含めて広く考える専門家もいます)。

ですから、教材を購入される方は、「発達障害は子育てや環境で発症するものではなく、発達障がいに似た特性は、子育てと環境の影響で生じる」と捉え、この教材で説明されている子どもが生まれた後の記述箇所の、「発達障害になる」というところは、「発達障がいに似た特性をもつ」または「発達が阻害される」と解釈された方がいいと思います。


この教材のデメリット

  • 親にとって都合のいい解釈をしてしまう可能性がある。
  • 教材の内容だけを信じて実践しても子どもによっては効果がない可能性もある。
  • 効果が出ないことで親が落胆してしまうことがあるかもしれない。
  • 罰の与え方を間違うと、発達障がいの子どもにとって良くない。
  • 実践するには親の愛情が不可欠である。
  • 効果をあげるためにはコミュニケーション能力が必要である。
  • 子どもに対する言葉の使い方の知識は最低限必要である。
  • ある意味当たり前のことを言っているので、実践しなければ意味がない。

この教材のメリット

  • 発達障がいの子どもでも「天才」になれることがわかる。
  • 脳にいい子育ての方法がわかる。
  • 自尊心の高い子どもを育てる方法がわかる。
  • 世間の情報に騙されない子育てと教育方法がわかる。
  • 発達障がいの子が社会で失敗しないための子育てと教育方法がわかる。
  • 子どもがキレやすく、多動・衝動的になる原因がわかる。
  • 子育ての不安がなくなる。
  • お父さんお母さんが自信をもって子育てをできるようになる。
  • 脳の仕組みを知ることで、発達障がいの子どもに何をしたらいいかわかる。
  • 無駄なトレーニングをしなくなる。
  • 家で簡単にできるトレーニング方法がわかるようになる。
  • 子どものしつけ方の基本がわかる。
  • 効率のいい脳の使い方がわかるようになる。
  • 年齢に応じた子育ての仕方がわかる。

金額に見合った効果はあるか。

購入金額は、16,800円と決して、安い買い物ではありません。しかし、教材の内容はとてもわかりやすく、ポイントをしぼり、そして誰でも実践できる内容です。また裏づけとなる実験や証拠は、一般の本には書いてありませんし(専門書には書いてある)、研究者である澤口先生の長期間にわたる実験と経験に裏付けられた知識を、学べることができることを考えると、16,800円は安いといえるでしょう。


このような方におすすめです。

  • 子どもの個性を伸ばしてあげたい。
  • 自信を持てる子どもに育てたい。
  • 子どもを天才にしてあげたい。
  • わがままやかんしゃくを減らしたい。
  • 学校教育に疑問や不安がある。
  • 子どもの将来が不安。
  • 子どもにたっぷり愛情を与えてあげたい。
  • 長い時間子どもと一緒に過ごしたい。
  • 大人になって仕事に困らないようにしてあげたい。
  • 主体的な大人になってほしい。

私の考えと感想

この教材は、発達障がいの有無を問わず、子どもを育てる親・これから子どもを生む親にとって、非常に重要な意味をもつ知識となることは間違いありません。

実は私自身、この教材に書いてあるワーキングメモリのトレーニングの3つを、自閉症スペクトラムの子どもに実践したことがありますが、澤口先生のおっしゃるとおり、ワーキングメモリが高まり、遅かった行動が早くなり、何かを作業しているときの記憶が高くなりました。

子ども自身の成長と保護者のあたたかい子育てのおかげかもしれませんが、苦手なことが減りいろんなことが自分でできるようになったのです。

この教材の中で澤口先生がおっしゃっている「天才」とは、坂本竜馬やビル・ゲイツ、スティーブン・スピルバーグなど、個性という才能を開花させ、社会で成功した人たちのことをいっています。

そして、坂本竜馬はその特性からADHDだったのではないかと言われていますし、ご本人が公表したわけではありませんが、ビル・ゲイツはアスペルガー症候群の特性があるといわれています。

「E・T」など数多くの素晴らしい映画を作った、スティーブン・スピルバーグは、自ら自閉症スペクトラムとLD(学習障害)であることを公表しています。

この教材をヒントに、子育てやワーキングメモリのトレーニングをして、HQを高めることができれば、発達障がいがあっても自分らしく、自分に自信をもって生きていける大人に成長することができる一つの手段になることは、間違いないといえるでしょう。

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