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発達障がい子育て支援ブログ-オアシスの木

子育てと接し方

腹が立ったときに子どもに言ってはいけない6つの言葉

腹が立ったときに子どもに言ってはいけない6つの言葉

こんにちは、平良です。

私たち親や大人は、子どもがわがままを言ったり、言うことを聞かなかったり、約束を守らなかったりすると、つい、感情的になって激しい口調で叱ったり、罰を与えようとしたりすることがあります。

今日は、私たち大人がつい言ってしまいがちな、「腹が立ったとき、子どもに言ってはいけない言葉」について書きますので、宜しくお願いします。

この前約束したよね?

私たち大人がつい子どもに言ってしまいがちな「約束したよね」ですが、そもそも、子どもが守れないような約束や、子どもが承諾していない約束、親が勝手に決めた約束は守ることができません。

また、発達障がいの子の中には、すぐに忘れてしまう子、こだわりが強い子、集中するとそれ以外のことが見えなくなってしまう子など、様々な特性をもった子がいますので、たとえお母さんやお父さんとの約束に一度は合意していても、約束を守れないことが多々あるものです。

子どもが約束を破ったときは、「この前お母さんと約束したこと覚えてるかな?」などと、子どもが罰と捕らえないように質問することを心がけましょう。


誰のためにやっていると思ってるの?

子どもの立場からすると、親に「誰のためにやっていると思っているの?」といわれても、親の気持ちに共感して、自分がしたことを客観的に理解して反省することは、正直難しいです。

特に自閉症スペクトラムの子は、言葉の意図を理解することが苦手なので、子どもはただただ「お母さんが怒っている」としか受け取ってくれず、威圧的に感じ、怖がるだけになってしまいます。

こういう時は、「太郎が○○したから、とっても悲しい気持ちになったよ」とIメッセージで伝えましょう。


○○ちゃんはできるのに

「同じクラスの太郎君はできるのに」「隣の花子ちゃんを見習ったらどう?」など、実は私も父親によく言われた言葉です。

子どもをよその子と比べて、子どもの評価を下げてしまうと、子どもは自分のすべてを否定されたと思い、自分に自信を持てなくなるばかりか、劣等感をずっと持ち続けて大人になる可能性が高くなります。

特に発達障がいの子は、自尊心の低い子が多いので、周囲の子と比べるような言葉は、絶対に避けるべき言葉といえるでしょう。


その態度はなに?

「その態度はなに?」「なに?その顔は」など、子どもの反省しない態度、ふてくされた態度を見て、親や教師はつい言ってしまいがちです。

このような言葉を言う親と教師は、「子どもは親の言うことを聞くのがあたり前」「子どもは教師の言うことを聞いてあたり前」と思っているからなんですね。

子どもが不満そうな顔や態度をしているときは、「言いたいことがあるなら、お母さんが聴いてあげるから、遠慮しないで言ってごらん」という風に、威圧的な態度ではなく、子どもが罰と捕らえないよう安心して話せる雰囲気をつくることが大切です。

ただし、自閉症スペクトラムの子の中には、自分の気持ちや考えを話すことが苦手な子がいますので、上手く質問をしたり、代弁してあげたりすることも忘れないで下さい。


もう買ってあげないから

子どもが何かを買ってとおねだりをしたときや、約束やルールを破ったとき、つい私たち大人は「この前約束したゲームは取り消しね」「もうさせてあげないからね」などと、罰を与えようとします。

これは、自分の親に同じようなことを言われて育ったために、つい自分の子どもに対しても言ってしまう言葉です。

罰を与える = 威圧的 = 僕はダメな子

と子どもは捉えてしまいます。

確かに場合によっては、このような罰を与える言葉も効果がある場合がありますが、子どもの自主性が育たず、親や教師の操り人形になってしまうことがありますので、あまりお勧めできない言葉ですね。


もうお兄ちゃんなんだから

子どもがわかままを言うと、「もうお兄ちゃんなんだから」「そんなことしてたら中学校に行けないよ」など、つい言ってしまうことがあります。

これは、自分の親や周囲の大人に同じようなことを言われて育ったために、同じように自分の子どもに対しても言ってしまうんですね。

子ども、特に発達障がいの子に対して、このような言葉を言っても子どもは「なんでダメなの?」「そんなこと言わないでよ」としか思いません。

このような言葉は、子どもの成長を妨げてしまうことがありますので、絶対言わないようにしましょう。


最後に

私たち大人は子どもに対して腹が立つと、子どもの頃、自分が親や周囲の人に言われた言葉を、同じように言ってしまいます。

お祖父ちゃん・お祖母ちゃんの時代の子育てを否定するわけではありませんが、誤った言葉がけは、子どもに自信を持たせることも、自尊心を高めることもできないばかりか、自分のすべてを否定されていると捕らえてしまうことがあるんですね。

特に発達障がいの子には、親や教師の言葉ひとつで、家庭での態度、学校での態度が大きく違ってきます。

私たち大人は、子どもを承認し、共感的な態度と、Iメッセージで子どもたちに接して、自分に自信がもてる子どもに成長させてあげたいですね。


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