保育園・幼稚園・小学校での支援と方法


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幼稚園や小学校の行事に参加できない発達が気になる子

幼稚園や小学校の行事に参加できない発達が気になる子

発達障がいの子や発達が気になる子の中には、保育園や幼稚園、小学校などの運動会や学芸会の練習と本番、遠足、体育館での集会、校庭での集会などに参加することを嫌がる子がいます。

集団行事に参加できないのは、子どもなりにそれぞれ理由があるんですね。

なぜ集団行事に参加できないのか?

  • 大勢の子どもが苦手
  • 感覚過敏の問題
  • 何をするかわからずに不安
  • いつもと違う場面に不安を感じる
  • 行事の内容が子どもの苦手なこと

以上のことが主な理由です。

以下、1つひとつ説明したいと思います。

Check大勢の子どもが苦手
発達障がいの子は(特に自閉症傾向の子)、同年代の子ども達が苦手な子がいます。同年代の子が苦手な子の中には、大勢の子どもがいると不安になってしまい、お友だちが大勢いる行事や行事の練習に参加できないのです。

無理に参加させようとすると、かんしゃくやパニックを起こしてしまう場合がありますので、子どもが嫌な思いをせずに、かつ子ども自身が取り組めるような代わりの行動を提示してあげることが大切ですね。

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Check感覚過敏の問題
視覚や聴覚、触覚、嗅覚など、感覚が過敏な子は、大勢の子どもが押し迫ってくるように見えたり、子どもたちの大きな声、ざわつき、歓声、ピストルや太鼓の音、触れられると痛い、臭いに耐えられないなどの事情が要因で、行事や行事の練習に参加できないことがあります。

感覚過敏の支援は、まずは徹底的に除去から始まります。しかし簡単に除去できないものもあるので、本人が嫌がることは、無理に参加させないようにすることが大切です(様相をつかむと参加できる場合もある)。

狭く強く向く注意の特性の記事はこちらです

聴覚過敏の記事はこちらです

視覚の特性に関する記事はこちらです

触覚過敏の記事はこちらです

嗅覚過敏の記事はこちらです

体温調節の記事はこちらです

Check何をするかわからないので不安・いつもと違うので不安
発達障がいの子どもは先の見通しを立てることが苦手なので、初めて体験することや、何をどのようにするかわからないときは不安になり、行事や行事の練習に参加できないことがあります。

事前に何をするのか、子どもがわかりやすいように具体的に伝えたり(絵や文字、写真、映像、始めに先生と一緒に体験してみる、見学してみるなど)しながら、子どもが安心できるように支援してあげましょう。

事前告知や事前体験をしても参加できない場合があります。無理に参加させようとすると、かんしゃくやパニックを起こしてしまうことがありますので、子どもが嫌な思いをせずに、かつ子ども自身が取り組めるような代わりの行動を提示してあげることが大切です。

Check行事の内容が子どもの苦手なこと・嫌いなこと
行事の内容が子どもの苦手なこと・嫌いなことだったりすると、行事に参加することを嫌がる場合があります。

子どもが苦手な行事・嫌いな行事、例えば、運動会の練習でダンスを踊る場合、みんなと一緒にお部屋に入って踊らなくてもいいので見学をするとか、違うお部屋で絵本を読むとか、子どもが安心して取り組むことができそうな、代わりの活動を提示してあげるといいでしょう。

また、苦手なことや嫌いなことでも、先生と一緒ならできることが多いものです。練習段階のときはみんなと一緒に練習せずに、気になる子だけの時間をつくって先生と一緒に練習をすることも大切です。

そして、徐々に人数を増やしていくと慣れていくことができます(スモールステップといいます)。

まとめ

発達障がいの子が、行事や行事の練習に参加できない主な理由は次の5つです。

  • 大勢の子どもが苦手
  • 感覚過敏の問題
  • 何をするかわからずに不安
  • いつもと違う場面に不安を感じる
  • 行事の内容が子どもの苦手なこと

先の見通しを立ててあげることを基本に、子どもが嫌がること・苦手なこと・得意なこと・好きなことを、事前にしっかりと把握することで、子ども一人ひとりにあった支援ができます。

発達障がいの子の中には、協調運動障害などにより、運動が苦手な子がいますし、行事に参加できない理由は、1つの場合もあれば複数の要因がからみ合っていることもあります。

子どもが嫌がるときは、無理に参加させずに、本人が参加できるところだけ参加させるなど、子どもの特性を見極めた上で、参加することへのハードルを下げてあげる工夫が必要です。

無理に参加させると、子どもは不安と恐怖に襲われパニック状態になります。嫌な体験をするとトラウマとなって、数年経ってもフラッシュバックしたり、行事が嫌いになったりすることもあるので、絶対に無理をさせない方がいいでしょう。

大人のものさしで子どもを判断せずに、日頃から子どもたちの行動をきちんと観察し、子ども視点で子どもたちの支援を考え、実践することが大切です。

保護者と園や学校の協力・連携なしには、子どもに合った支援、子どもが安心できる支援は難しいんですね。

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