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発達障がい子育て支援ブログ-オアシスの木

特徴と理解

一方的に自分の話したいこと・興味のあることを話す子どもの特性とは?

一方的に自分の話したいこと・興味のあることを話す子どもの特性とは?

こんにちは、平良です。

発達障がいの子、特に自閉症スペクトラムの傾向が強い子の中には、相手が何をしていようとおかまいなしに、自分の興味のあること、自分の話したいことを一方的に話す子どもがいます。

親は自分の子どもですから理解できますが、幼稚園や学校では、わがままや家庭のしつけの問題と捉えたり、子ども同士だと、自分勝手な子と受けとめらることもあります。

一方的に話す子の要因。

  • 想像力の問題。
  • 衝動性の問題。
主な要因はこの2つです。1つずつ確認していきますね。

Check想像力の問題
自閉症や広汎性発達障がい、アスペルガー症候群などの自閉症スペクトラムの子どもは、相手の表情やその場の状況、雰囲気、そして相手の言葉の意図を正しく解釈することが苦手です。想像力に問題があると、今相手が何をして何を考えているところなのか、忙しいのか、今話してもいいタイミングなのかわからずに、自分の好きなことや興味のあること、話したいことを、一方的に話してしまうのです。

Check衝動性の問題
自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群などの子にもみられますが(特に小学校低学年くらいまで)、発達障がいの中でもADHD傾向の子は、衝動性が高い特徴があります。

衝動性が高い子どもは、自分が話したい。これがしたい。これを取りたい。あれで遊びたいと思ったら、待つことができないので、相手の状況が読み取れた場合でも、自分でブレーキをかけることができずに、勝手に話し出してしまうのです。

衝動性の高い子は、小学校の授業中などでも、先生があてていないのに、勝手に答えたり、話し出したりします。

子どもが話しかけてきたら。

発達障がいか否かにかかわらず、子どもが話しかけてきたときは何かをしているときでも、手を止めて聞いてあげた方が、「自分は自分でいいんだ」と感じ、自尊心の高い子どもに育ちます。特に家庭では、できるだけ子どもの話を聞いてあげましょう。

幼稚園や小学校でも、家庭と同じように子どもの話しを聴いてあげると、子どもは先生や支援員に安心感を抱き、信頼することができるようになります。特に自閉症スペクトラムの子は、自分の気持ちや考えを話すのが苦手なので、園や学校の先生と信頼関係が構築できることは、支援の第一歩であり、とても重要なことなのです。

学校の先生は、気になる子が話しかけてきたら、信頼関係をつくるチャンスと捉えて、できるだけ話しを聴いてあげましょう。

子どもの話を聴いてあげられない時は、代わりに何かをしてもらうとか、子どもが違うことに目を向けられるよう、ユーモアや変化球を使ってうまく対応してあげると、子どもは嫌な思いをしないですみます。間違っても、「今忙しい」「後にして」などと冷たい態度だけはとらないように気をつけましょう。

最後に

発達障がいの子、特に自閉症スペクトラムの傾向が強い子の中には、相手が何をしていようとおかまいなしに、自分の興味のあること、自分の話したいことを一方的に話してしまいます。

子どもが話しをしてきたら、できるだけ手を止めて聴いてあげることが、子どもの心を育てますし、また自分に安心できる子どもに育ちます。

特に小学校低学年までは周囲や相手の状況を説明しても、なかなかわからないことが多いです。3年生くらいから徐々に状況がつかめるようになりますので、状況がつかめる・学習すればわかる成長段階になったら、本人と話して少しずつ、コミュニケーションの取り方や、人と話す時のタイミングなどを教えてあげるといいでしょう。

自分の言いたいことを一方的に話す子は、決してわがままでも、家庭のしつけのせいでもないことを、周囲の大人は理解をしてあげてほしいですね。

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