子どものかんしゃくとパニックについて


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発達障がいの子どものこだわり・執着心が強くなったときの知っておきたい理解と対応。

発達障がいの子どものこだわり・執着心が強くなったときの知っておきたい理解と対応。

こんにちは、平良です。

発達障がい、特に自閉症傾向の子どもは、“色んなこだわり”を持っています。

幼稚園や学校は通う道順、くつの並べ方、本の並べ方、電車、アニメ、キャラクター、映画、あそびなど、子どもによってそれぞれ違う“こだわり”があります。

子どもが、色んなもの、色んなことにこだわるのには様々な理由がありますが、中でも1番の理由が不安から逃れるためのこだわりと執着心です。

こだわりが強くなる3つの理由

Check1狭く強く注目する
自閉症傾向のある子どもは(自閉症・広汎性発達障害・アスペルガー症候群など)、全体を意識して注目し、1つひとつ繋がりを認識することが苦手です(自閉症の特性についてはこちらの記事をご覧ください)。

こういった特性があると、偏った世界観(認知)をもってしまうために、あるもの、あることに対して強くこだわりや執着を持ってしまいます。

Check2不安と恐怖
狭く強く注目してしまうために全体を捉えて、人と物・人と人・人と出来事・自分と出来事などの繋がりを認識できないこと、正しく想像できないことから先の見通しを立てることができず、絶えず不安な状態になります。

発達障がいの子どもたちは、あるもの、あることにこだわることで、無意識的に不安と恐怖から逃れようとしているんですね。

Check3自尊心が低い
私たち大人でもそうですが、自分に自信がもてない、自分に安心できないときは、趣味や仕事など、何かに強くこだわることがあります。発達障がいの子どもは、周囲から理解を得られずみんなと一緒を強要されたことから、自分に自信がもてない・安心できなくなり、自尊心の低い子に育ってしまうケースが多いのです。

人は自尊心が低くなると、何かに強くこだわるんですね。

危険なこだわりと執着心

発達障がいの子のこだわりと執着心は、不安と恐怖だということは多少わかっていただけたと思いますが、いつもよりこだわりや執着心が激しいときは、通常よりさらに何かに強く不安や恐怖心を抱いているときです。

このような状態のときは、不安や恐怖から逃れるために、こだわりや執着心が強くなるだけでなく、同時にかんしゃくやパニックも起こしやすくなるので、親や先生はしっかりと子どもを見て、不安や恐怖を取り除いてあげましょう。

特に園や学校から帰った後、家庭でよくみられることですが、これは園や学校で不安や恐怖を処理することができず、不安や恐怖にがまんをし続けてしまったことが要因です。

発達障がいの子は、自分の気持ちや考えを親や先生に上手に伝えることができず、ただ「いやだ」「めんどくさい」などと言ったり、教室に入らない・授業中突然歩き回る・狭いところに入る・廊下で寝転がったり、くるくる回ったりすることで、SOSを発信していることがあるんですね。

園や学校の先生は、子どもが安心して相談できるような信頼関係をつくることが大切です。また上手に伝えられない子どもの本音を理解できるようなることが、子どものSOSを正しく受け取るためには必要です。

最後に

発達障がいの子の多くは、常に不安を抱えています(そのように見えないかもしれませんが)。

こだわりや執着心は、不安や恐怖から自分を守るための自己防衛的な行動です。

「たったそれだけのことで?」「子どもはそれぐらい大丈夫」と思えるようなことが、不安や恐怖の要因になっていることがあります。

こだわりや執着心、かんしゃくやパニックがいつもより激しくなったときは、間違いなく不安や恐怖が強くなったからなので、家庭では親が、園や学校では先生が、子どもの言動や態度・表情からSOSを読み取れるようになれることが理想といえるでしょう(私の場合は慣れているのですぐにわかりますが、注意深く行動を観察していれば子どものSOSを読み取ることが容易にできるようになります)。

⇒参考記事:子どものかんしゃくについてはこちらのページをご覧ください。

⇒参考記事:自閉症のわかりやすい認知特性についてはこちらのページをご覧ください。

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