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発達障がい子育て支援ブログ-オアシスの木

保育園・幼稚園・小学校での支援と方法


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発達障がいの子に視覚化してあげる支援の理由とポイント。

発達障がいの子に視覚化してあげる支援の理由とポイント。

こんにちは、平良です。

保育園や幼稚園・小学校などで、発達障がいの子の支援をする際は、「視覚化することが大切だと」、よくいわれますね。

今日は視覚化が必要な理由と、視覚化のポイントについて書きたいと思います。

視覚化が必要な理由

理由1先の見通しが立てられない
発達障がいの子どもの多くは、先の見通しを立てることが苦手です。今日家ですること、保育園・幼稚園での1日のスケジュール、小学校での1日のスケジュールなどが、私たちのように自動的に先のことを想像して、見通しを立てることができないんですね。

先の見通しが立てられない子は、いつも不安を抱えた状態なのです。

理由2覚えられない
発達障がいの子どもたちの記憶の仕方は、私たちと少し違います。見たものを画像で記憶するタイプ、時系列で整理して記憶することができないタイプ、すぐに忘れてしまうタイプ、複数のことを同時に記憶できないタイプ、記憶したことを思い出すことができないタイプなど、いろんなタイプの記憶特性をもった子どもたちがいるんですね。

記憶することができないと、園や学校のルールが身につきにくいのです。

理由3言葉より視覚情報を好む
言葉の習得が未成熟な子、聴覚が過敏で音の取捨選択ができない子、言葉ではなく図や絵を使って考えるタイプなどの子は、言葉よりも視覚からの情報の方が理解しやすいです。

視覚化してもらえると頭の中が混乱しなくて済むので、親や先生の指示が通りやすくなるんですね。

視覚化のポイント

Check1スケジュールを掲示する
朝登園・登校したときから、帰るときまでのスケジュールを、できれば時系列で絵と文字を使ってつくり、目立つところに掲示しましょう。また、始まりと終わりがわからないと子どもたちは混乱してしまいますので、次の予定が見てすぐにわかるように、終わった予定は終わったことがわかるように工夫をしましょう。

Check2ルールや決まりごと
園や学校のルールや決まりごとは、子どもたちが好きなキャラクターや絵と文字を使ってつくり、目立つところに掲示しましょう。

Check3文字は短く
文字を使う場合は、短く具体的に何をするのかを、大きな文字で書きましょう。

Check4情報はシンプルに
子どもたちのことを考え過ぎて、たくさんの情報をつめこんで書いてしまうことがあります。発達が気になる子どもたちは、情報が多すぎると処理ができなくなってしまいますので、シンプルにわかりやくつくってあげましょう。

Check5使う言葉は肯定的に
「だめ」「いけません」などは、子どもたちは「だめなんだ」ということはわかっても、「じゃあどうしたらいいの?」になってしまい、せっかく視覚化した決まりごとも、理解してもらえないことがあります。

「こうしましょう」を基本に、肯定的な言葉を使いましょう。

幼稚園でお庭の石を投げて遊ぶ子がいたため、「お庭の石を投げてはいけません」と掲示したところ、まったく効果がありませんでしたが、絵と文字でシンプルに「石を拾ったらバケツに入れる〇」「石を投げる×」と書いて掲示したところ、子どもたちは石を投げなくなりました。子どもが石をバケツに入れた後は、ほめてあげると子どもは喜びました。

最後に

発達障がいの子に視覚化してあげる理由は、①先の見通しが立てられない。②覚えられない。③言葉よりも視覚からの情報を好む。からです。

最近の公共施設は、車椅子を利用されている方などのために、入り口に付近にスローブをつくることが法律や条例で義務付けられています。

発達障がいの子どもたちに対する視覚化も、スローブをつくる理由とまったく同じなんですね。

私たちが、レジャー施設やショッピングセンターなどでトイレを探すとき、トイレの場所を案内する表示が掲示されていると助かります。

園や学校の視覚化は、これとまったく同じ意味があり、次のご案内がないと発達障がいの子どもたちは、何をするのか、何をしたらいいのかわからなくなり、不安になってしまうのです。

また、園や学校を視覚化することは、発達障がいがあるなしに関係なく、すべての子どもにとって必要な支援です。

園や学校も、公共施設も、すべて視覚化してくれたら、子どもたちは助かると思いますね。

発達障いの子育てと支援の基本を学びたい方は、こちらのページをご覧ください。

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