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保育園・幼稚園・小学校での支援と方法

発達障がいの子どもの心が育つ子育てと支援の3つのポイント ~安心できる環境編~

発達障がいの子どもの心が育つ子育てと支援の3つのポイント ~安心できる環境編~

こんにちは、平良です。

前回、発達障がいの子が困らない「安心できる人」について書きました。
前回の記事はこちら

今回は、子どもが安心できる環境について書きたいと思いますので、宜しくお願いします(^^)/

子育てと支援で大切な3つのポイント

少しだけ前回の復習をしたいと思います。

発達障がいの子どもの子育てと支援には、3つのポイントがあるということを前回の記事で書きました。

具体的には、安心できる人、安心できる環境、安心できる課題(あそび)の3つを、子どもに合わせて整え、実践することでしたね。

 

子どもが困らない「安心できる環境」とは?

子どもが困らない安心できる環境とは、
  • 子どもがわかりやすいよう、目的別に部屋が分れている
  • 園や学校の玄関やホールが広すぎない
  • 子どもの声が反響しない
  • 目、耳、鼻などから入ってくる刺激が少ない
  • 文字や絵・写真・マークなどを使って子どもがするべきことを掲示してある
  • 子どもが大好きなキャラクターなどが貼ってある
  • 子どもが安心して過ごせる、落ち着ける部屋がある
  • ショッピングセンターのトイレ案内のように絵やマークで示している
  • 苦手な子どもがいない、または距離が離れている
  • 子どもが嫌がるものがない
他にもありますが、家庭や幼稚園・学校で最も大切な環境として、この10のことはとても重要です。

なぜ、目や耳・鼻からの刺激を軽減する必要があるの?

発達障がいの子どもの中には、感覚が過敏だったり、逆に鈍感だったりする子がいます。

例をあげると・・・

すべての音が大音量で、しかも同じ大きさで聞こえるため、音を取捨選択できない子どもがいます。

また特定の音が苦手な子がいたり、こそこそ話しや、隣の教室の話が聞こえたりして、授業に集中できない子もいます。

視覚は、すべてのものが迫ってくるように見えたり、メインと背景の区別がなくすべて同じように平面で見えたりして、圧迫感を感じる子がいます。

また、太陽の光や蛍光灯の光を痛く感じたり、私たちには感じないような反射光も痛がる子がいます。

触覚は、雨が皮膚にあたると激痛が走ったり、背中などからだの一部を触られると嫌がったり、痛がったりする子がいます。

嗅覚は、臭いに敏感な子がいて、料理の臭いが苦手だったり、特定の臭いを嫌がる子もいます。
また食堂などいろんな臭いが混ざったところが苦手な子もいます。

目や耳から入ってくる情報が多すぎると、混乱を起こしてしまう子もいます。

感覚過敏の例を少し紹介しましたが、他にもたくさんありますので、いつか書きたいと思います。

子どもたちが抱える感覚の問題は、大人になっても苦しんでいる人がいるほど、簡単に考えてはいけない問題だといえます。

ですから、感覚刺激をコントロールしてあげられる環境を整備することは、とても重要なことなのです。
 

最後に

今回は、子どもが安心できる環境について書きました。

すべての項目ごとに説明することができればよかったのですが、あまりにも書く量と情報が多すぎるので、今回は総論的に書いてみました(すみません)。

徐々に、個々の項目の具体手的な環境整備の方法も書いていければと思っています。

発達障がいの子供たちは、私たちとは違う外部からの情報の受け方や処理をしています。

私たちが、たったこれだけのことで?と思いがちなことも、この子たちには拷問になる場合もあるのです。

建物や施設などの段差をなくす、バリアフリーという考え方はみなさんもご存知だと思います。

発達障がいの子の子育てや支援もまったく同じ考え方です。

足が不自由とか手が不自由とかであれば、私たちの目で確かめ、何が必要か、何をしてあげればいいか簡単に考えることができますが、発達障がいの子どものバリアフリーは、子どもの特性をしっかり見極める必要があります。

子どもの特性を知らなければ、どのように環境をバリアフリーにしたらいいかわからないので当然ですよね。

子どもたちが安心できる環境をつくってあげることは、子どもたちの心を育て、子ども自身への信頼や安心につながります。

発達障がいの子の子育てや支援には、環境整備・バリアフリーが絶対にかかせないでんですね。

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